【雑記】新型コロナワクチン接種の体験談

雑記

こんにちは、線香花火です!

実は私、医療関係の会社(病院からの委託業務などを請け負う感じのところ)で働いております。

その兼ね合いで、先日新型コロナウイルスのワクチン(ファイザー製コミナティ筋注)を打つことができたので、その際の記録を残します。

副反応などが気になっている方も大勢いらっしゃると思いますので、私の体験を時系列順に書いていきたいと思います。ちなみに筆者は20代後半ですので、特に若年層の方には参考になるかなと思います。

※私自身は医療関係職ではあるものの、医学や看護学を学んだわけではありません。そのため、ワクチンの作用についても一般論程度の理解しかないため、この場でワクチンの効用などについては語りません。あくまで「気にはなるけど、実際どんな感じなのかな~」という感じで書いていきます。

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事前準備(各書類の確認)

1回目のワクチン接種の数週間前に、ワクチン接種に関する注意事項が書かれた用紙(説明書)と、予診票を渡されました。

説明書

書かれていたことはざっくり以下の通りでした。

・ワクチンの概要

販売名、効能・効果、接種回数・間隔、接種対象、接種量

・受けることができない人の説明

発熱してたり重い急性疾患にかかってたりする人はダメだよ~って内容

・注意が必要な人の説明

抗凝固療法を受けてたり、アレルギーの恐れがあったりする人は相談してね~って内容

・接種を受けた後の注意点

15分は施設内で様子を見てね、激しい運動は控えてねって内容

・副反応について

注射した部分の痛みや頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱などが主な副反応だよ、ごくまれに重いショックやアナフィラキシーが起こる可能性もあるよって内容

予防接種健康被害救済制度について

予防接種ということをするとごくまれに重篤な健康被害が起こるけど(無くすことは不可能)、もし体に障害が残っても国が面倒を見る制度があるよって内容。重篤な健康被害ってのはHPVワクチン(子宮頸がんのワクチン)の時に大々的に報道された感じのアレです。これ、知らないで話してる人多そうでは?

・成分表

ワクチンの中にどんな成分が入っているか書かれてました。多分、アレルギー体質の人はここから確認してねってことなんだと思います。

予診票

主に、「ワクチン受けられる体質だよね?今日の体調は大丈夫だよね?」って内容

説明書、予診票予診票どちらも厚生労働省のホームページからダウンロードできるので、気になった方は実物を見てみてください(新型コロナワクチンの予診票・説明書・情報提供資材|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

ワクチン接種(1回目)

当日(1回目)

迎えた当日、いざ会場へ。副反応の話も結構聞いていたのでドッキドキでした・・・

時間は病院側から指定されてて(病院職員の枠だったからだと思う)結構夕方の方でした。

事前に上司にも説明していたので一旦業務を抜け、接種会場へ向かいました。

少し前でしたので、まだ高齢者向けの接種は始まっておらず、看護師さんから食堂のシェフまで幅広い病院内の職員さんが待合室的なところで何人か待っているようでした。

「自分もここで待つのかな?」と思いつつ、受付で予診票を渡した後、非接触式の体温計にて熱を測ってもらいました。36.5度・・・普通だな!

するとすぐさま受付の方から「ではこちらへどうぞ~」と誘導されて奥へ向かいました。

えっ、早くない?

そして診察用のブースに入ったんですけど、診察してくださるのがまさかの院長先生。

えっえっ、と私が困惑している間に問診が一瞬で終わり、注射用のブースへ・・・

注射用ブースへ

注射用のブースはいくつかあったんですけど、僕が誘導されたブースにいらっしゃったのは看護部長。えっ。

後で聞いた話ですが、現場でバタバタしている方より、ある程度時間に余裕を作りやすい管理職ドクターやナースが問診や注射を担当されてるらしいです。

そして椅子に座らせられます。緊張がピークです。

看護部長「利き腕どっちですか?」

私「ミギデス…」

看護部長「では左腕まくってくださいねー」

私「ハイ…」

看護部長「消毒しますけど、かぶれたりしたこと無いですかー?」

私「ナイデス…」

看護部長「では拭きますねー」

看護部長「刺しますよー。力抜いて腕をだらんとさせてくださいねー」

私「アッハイ…」

看護部長「終わりましたー。15分くらい待合室で待っててくださいねー。お大事に―」

私「ハイ…えっ?」

めっちゃ一瞬で終わりました。受付したから針刺すまで5分かかってないくらい。

注射事態に関しては、ぶっちゃけ刺す瞬間には痛みが無くて、言われなければ刺されたことに気付かなかったです。

むしろニトリル手袋で肩を押さえられてる方がこすれて痛かったです。

あと、半袖で行ったんですけど、かなり上まで肩を見せなきゃいけないので、結構ギリギリでした。これから行く方は、肩を出しやすい服(できればノースリーブ)で行くことをおすすめします。

接種終了〜就寝

打った後は15分間待合室で待たされました。接種の順番待ち用の待合室かと思ったら、打ち終わった人の待合室だったんですね。

待合室では夕方のローカルニュース番組が流れていました。いつもこの時間にテレビを見ることが無いのでなんだか新鮮でした。

そして時間が経つのを待っている間に気付いたんですが、5分経ったくらいからなんか肩に違和感が。

「まさか、これが噂に聞く副反応か・・・?w」

この時は本当にこんなノリで考えてました。

夕方だったのでほぼ終わりかけでしたが、接種後は通常業務に戻りました。

接種直後は打った側の肩だけにあった違和感が両肩に広がり、ちょっとした肩こりのようになっていました。

それでもまあ、腕の可動域が変わるというわけでもなく、日常生活を送るには全く支障も無い程度でした。

仕事が終わり家に帰ってからも大幅にひどくなるようなことは無かったのですが、念のため早めに、注射を打った方の腕は上にして寝ました。

深夜〜翌日

そして日付も変わって深夜1時、激痛で目が覚めました。

例えるなら、「誰かに肩殴られたんかな?」ってくらい痛かったです。冗談抜きに。

目が覚めた瞬間リアルに「いっっっった!」て声出ました。痛いし起こされるしで半ギレ半泣きだったけど、「あまり起きてても翌日に響くしな・・・」と思って無理やり寝ました。接種部位を上にしててもこんなに痛かったんだから、下にしてたらもっと寝れなかっただろうなって感じです。

これから打つ皆さん、利き腕を下にして寝る練習をしましょう。

起きた後ももちろん痛かったのですが、仕事は行きました。この日はデスクワーク中心だったのが幸いして、痛みのせいで仕事ができないとかは無かったですが、肩が痛すぎて腕が上がらなくなりました・・・

接種の翌日、出来れば翌々日までは有給を取ることをおすすめします、マジで。

その後、夜もずっと痛みが続いており、肩も上がりませんでした。何気に一番大変だったのがお風呂です。体を洗おうにも左腕の可動域が極端に狭くなっているので、基本的に片手で何とかする必要があります。片腕がろくに使えないと日常生活が途端に難しくなるんですね・・・

就寝時ももちろん痛かったですが、前夜同様無理やり寝ました。

翌々日(1回目)

接種から2日後の朝、起きてみると痛みがだいぶ引いていました!肩もちょっと痛いけど普通に上がる!

肩が普通に動くって素晴らしいですね・・・!

注射した部分を押したりするとまだ結構痛んだので、ある程度はかばいながら仕事もしていましたが、痛みがストレスで仕事が手につかないなんてことはありませんでした。

さらにその次の日には痛みが完全に消えていて、完全回復しました!

とりあえず早めに痛みが引いて良かった~!

以上が1回目のワクチン接種の体験談でした。

2回目

当日(2回目)

1回目の接種からちょうど3週間後、再びワクチン接種会場へ向かいました。

2回目の副反応の方が大きいという話を結構聞いていたので、今回は大事を取って翌日と翌々日に休みを取ってあります。これでもう恐れるものは無し!と意気込んで受付へ。

接種までの流れはほぼ前回と同じで、問診をしてくれたのも院長先生だったのですが、注射の担当が今回は病棟の看護師長さんでした。あと、前回より刺した瞬間がちょっとチクッとしたかも。

接種後も同じように15分休んだのですが、薬剤部の方から「ワクチン副反応についてのアンケート」なるものが渡されまして、1回目の時にどんな症状が出たのか書きました。今後、一般の方が受けるときに使われるのかな?

接種終了〜就寝(2回目)

1回目の時同様に、5分経ったあたりから段々と肩が痛くなってきました。

しかし、心なしか1回目よりも痛みが少ない・・・?

その後、夜寝るまで経っても痛みがひどくなることは無く、夜も我慢すれば普通に眠れました。

翌朝(2回目)

1回目のように深夜に痛みで起こされることも無く、朝まで眠ることができました。

肩の痛みも1度目よりマイルドな感じでした。「もう上がんない!」ってとこまで腕立てやった時の筋肉痛が1回目なら、2回目の痛みはその半分くらいしかやってない時の筋肉痛って感じでした。

しかも前回は両肩痛かったのに、今回は打った側だけだったのでラッキーでした。

思ったより軽めだったので、別に休み取らんでも良かったかな~とか思ってました。

翌日昼〜就寝

このあたりからめちゃくちゃ体がダルくなってきました。

人によるんでしょうが、僕の場合は「休日の15時過ぎに昼寝したら20時くらいまで寝ちゃったときの寝起き」みたいなダルさでした。なんか指先とかの感覚もふわふわしてました。

熱を測ったら37度。私の平熱が36~36.5度くらいなので、微熱です。

肩の痛みも継続中ですが普通に耐えられるくらい。

18時くらいに熱測ったら37.5度まで上がってたんですけど、そのころにはダルさも結構抜けてました。

とはいえちょっと心配なので21時くらいに寝ました。

翌々日(2回目)

肩の痛みもほとんど無く、触ってもあまり痛みは感じないくらいまで落ち着きました。

熱も36.5度まで下がり、ほぼ平常運転です。

2回目の副反応の方が強い人が多いと聞いていたので若干拍子抜けでしたが、ラッキーだったのかな・・・?

接種前日にも普段より多めに寝ていたので、そのおかげもあるかもしれません。睡眠大事。

最後に

今回は新型コロナウイルスのワクチン接種について、私の体験をまとめてみました。

これから受ける人に向けて、本文中の内容と被る部分もありますがアドバイスをいくつか・・・

・前日はしっかり寝る。

・接種会場へは肩を出しやすい服で行く。

・翌日はできるだけ休みを取っておく。

・利き腕と逆の腕を下にして寝ている人は、それ以外の寝方を練習する。

・腕や肩がめちゃくちゃ痛い時は無理しない。お風呂とかも「翌朝マシになったら入ろう」くらいのスタンスの方が楽。

これらはあくまで私の体験談に基づく感想であり、他の人には違う副反応が出ることも考えられますが、これが少しでも参考になれば幸いです。

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